【雑学】クルマ社会

皆様、おはようございます。
日曜日のオトコのOさんの次を担当することがレギュラー化しているドライバースタッフのKです。

タニ店長から、

『Kさん、今度のブログ、その話しで書いてよ！』

なんて言われちゃいました！
店長にソコまで(どこまで？)言われちゃったからには、その内容で書かないワケにはいきませんっ！

そんなわけで、今回は昨日のOさんの祝日ネタとは打って変わります(笑)。

んで「その話し」っていうのが、、、
クルマに関わる話し。。。

先日の夜、フロントスタッフさんとドライバー陣とで最近のNEWSを賑わしている、いろいろな交通事故について話していたんです。

僕たちクルマを動かしている人間からすれば、とにもかくにも、安全運転&無事故無違反！！！

目指すはコレに尽きるわけなのですが、、、ソレでも起きてしまうのが交通事故(>_<)

池袋の事故や神戸のバス、そして琵琶湖畔の事故などで犠牲となってしまったのは、皆、歩行者や自転車。
もぅ忘れたいくらい胸が苦しくなる事故ばかりなんですけど、あえて、忘れちゃいけない。。。

加害者も被害者も一瞬で人生が変わってしまう交通事故。
その瞬間、クルマは凶器となり、運転するヒトは誰でも加害者になってしまう可能性あり。

いやぁ～～～、怖いもんです(>_<)。
絶対に、凶器になんてしたくありません！！

ちなみに、東京都では、このGW明けの3日間で1,200人以上が運転免許証を自主返納されたとのこと。

免許返納すればクルマで加害者になる確率はゼロになるワケですから、クルマを運転されなくても生活に支障を来たさないのであれば、自分だってそうしたい！って思いますもんね(汗)。

ってなワケで、
『クルマ社会、、、この先、どぉなっていくかねぇ～～』
って話してたんです。。

ググったりしながら(笑)。

そうしますとですね・・・、

<1> 世界では年間135万人、24秒に一人が交通事故の犠牲。
<2> 人口10万人当たりの交通事故犠牲者はスウェーデン2.6人、米国11.6人、日本は3.7人。
<3> クルマ1万台当たりの交通事故犠牲者はスウェーデン0.5人、米国1.34人、日本は0.62人。
<4> クルマ乗車中の犠牲者割合はスウェーデン51.1%、米国35.8%、日本は22.3%。
<5> 歩行者の犠牲者割合はスウェーデン15.6%、米国16%、日本は先進国ダントツの35.0%。
<6> コレに自転車を足すとスウェーデン23.7%、米国18.2%、日本は先進国ダントツの50.2%。
<7> 信号のない横断歩道にヒトがいるとき停車する割合はドイツはほぼ100%、日本は7.6%。
<8> 歩道橋の設置数は日本がダントツ世界一。

(こんなデータ、なにも、このブログで書かなくてもねぇ～って言うハナシは置いといて・・・汗)
などなどが出てくるワケですよ。

犠牲者数が、年々、減少傾向にあるので、日本は、上に挙げた<2>や<3>や<4>のデータを根拠に、

「世界一交通マナーの素晴らしい国」
「日本自動車メーカーの技術力は最高！日本車は高性能で安全！！」

なんてアピールをしたりしているのですけど、、、ホントにそぉなのでしょうか？

日本…
交通事故で犠牲者となったヒトの数は年間4,698人、そのうち歩行者と自転車だけで2,356人。
この二つで5割超えって言う割合は、先進国でダントツ。

例えばスウェーデン…
<4>のデータで『スウェーデン、あぶねっ！』って思うのは間違いで、スウェーデンは交通事故犠牲者数が先進諸国の中ではダントツに少ないことが有名で年間270人、歩行者と自転車を足したところでも66人。
<4>のデータに合わせれば、スウェーデンで5割を超えるクルマ乗車中の事故で犠牲となる人数は138人。
日本の方が総人口数で10倍ほど多い事情もありますが、それを差し引いてみても、とても素晴らしい結果。
スウェーデン国家は、ホンキで「交通事故犠牲者ゼロ！」を目指しているのだそうです。

<7>で挙げたように世界標準では歩行者がいれば車が停車し「歩行者ファースト」することが常識。

日本…
横断歩道で手を上げていても、日本で停車してくれるクルマは100台中で7～8台。

コレ、自販機と同様w、訪日外国人が日本に来て「ビックリ」することの上位にランクされるのだそう。
訪日外国人の方々は、停まってくれないクルマに、どうやらホンキで怒っていらっしゃるそうです。

ふむふむ…
どうやら日本は筋金入りの「クルマ・ファースト」の社会なのかも知れません。

もしかして、日本で歩道橋が急激に普及していったのも、目的は歩行者優先というよりは、クルマの走行を妨げたくないことが一番の理由だったのかも知れませんね。。。

とは言え…
今やシートベルトを締めることが当たり前となりました。
二重駐車もあったくらいに酷かった違法駐車もスッカリと激減いたしました。
飲酒しちゃってんのにコッソリと運転しちゃうようなヒトも格段に減りました。

などなど。
今日までの間にクルマに関わるイロイロな社会問題が法律の整備と共に劇的に改善されてきました。
法律が変われば、その法律に触れる行為が、急激に、そして、間違いなく減っていくのが世の常。

即効性あるんですよ・・・法律って。

一方で…
いくらクルマの安全技術が進化したところで、やはりドライバーの資質が変わらなければ意味ナシ。
是非とも、
「vs歩行者」のような事故が激変するような作戦(法律)を、スグにでも作ってもらいたいものです。
また、
ガードレールじゃなくポールを立てるだけでも歩行者の犠牲を激減可能との研究結果もあるのだそう。。。

2020年は東京オリンピック開催。

ここのところ立て続けに起きたような事故で、オリンピック観戦を愉しみにして東京に来ていただく世界中の方々を絶対に犠牲者にしてはなりません。

 

ナニゴトにおいても「いのちファースト」で進化していってもらいたいものです。。。

 

タニ店長～～
イロイロと思うことがあるから、こんな内容で長ぁ～～いブログになっちゃったじゃないですか。。。
(>_<)
ホントは軽ぅ～～く、、Oさんをイジりながら書きたかったんですよ～(^^;

 

皆様、、、最後までお読み頂きありがとうございました。
これからも「セラピスト・ファースト」を磨き続けるイマジン東京…

こんなお店で宜しければ、是非是非、お気軽にお問い合わせくださいませ(#^^#)。