Pray for Japan

2011年3月11日14時46分18秒…

 

マグニチュード9.0、最大震度は震度7にもなる巨大地震が東日本を襲いました。
太平洋沿岸には最大40mを超える津波も発生、その影響もあり原子力発電所はメルトダウンを起こしました。

生活インフラの全てが寸断…電車やバス、飛行機なども含めた交通網も完全に麻痺しました。
私鉄各社や地下鉄などが運行に向けて模索している最中、
JR東日本では早々に終日運転中止を決め、主要駅のシャッターを下ろしました。
後の調べでは、この日、首都圏では合計515万人が当日中に自宅に帰れない帰宅困難者が発生いたしました。

戦後の自然災害では最大の被害規模となる「東日本大震災」
目を閉じれば今でも鮮明にあの日の出来事を思い出される方も数多くいらっしゃることと思います。

あれから8年…

大震災に関連した死傷者は1.5万人以上、行方不明者の数も2千人を超えることが確認されています。
復興庁では、現在でも福島県民を筆頭に全国で5万人以上の避難者がいることを発表しています。
震災後、日本全土においては自然災害に対する様々な対策や準備、法律などが整えられてきました。
しかしながら、東日本大震災は過去の出来事にはなっておりません。

いつ、どこで、どれくらいの規模で発生しても何ら不思議ではない自然災害。

地球温暖化なども含めた自然の変化や事象に対して、私たち人間はほとんど無力なのかも知れません。

平成は自然災害が多かった時代であったとも言われております。
言い方を変えれば、自然災害の頻度が高い時代になってきているとも考えられます。
私たちは自然界で起こり得る全てのことを想定し、その準備に万全を尽くすことしか出来ません。

地球上で唯一の被爆国である日本だからこそ、世界平和に向けた行動が重要になることと同様に、
この大震災を経験した私たちだからこそ、後世に対し責任を持って対処し伝えていくことが重要です。
自分は、、、

たまたま今を生かされている一人として、この想いを大切に毎日を過ごしていきたいと思います。

2019年3月11日…

東日本大震災で亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災されていらっしゃる皆様に対しまして心よりお見舞い申し上げます。